投票

とりあえず、行ってきました、参議院選挙。ほぼ毎回、投票開始の7時すぎには行ってきてしまいます。本日は、いつも以上に既に投票に来ている人が多かったです。わが家の近所では関心が高いのでしょうか? それとも昼間の暑くなる前に済ませてしまおうということでしょうか?

さて、毎回思うのですが、選挙管理委員なのか、都や市の職員なのか知りませんが、投票所のスタッフの多さです。確かに不正があってはなりませんが、民主主義未発達の途上国ならまだしも、日本においてあれだけの人数が必要なのでしょうか? 投票所が何か所あるのか知りませんが、彼らの人件費を考えると、一回の選挙に数億円かかるというのもわかりますが、もっと削れるのではないでしょうか? それとも、あの人たちは無給、無償なのでしょうか?

で、参院選。

少なくとも与党には投票しません。あんな勝手気まま、憲法すら無視するような奴に政権を任せておくことはできません。かといって野党も力不足なのは否めません。本来の日本って、敵と味方が峻別され闘うというよりも、お互いがよくよく話し合って、うまい落としどころを見つけていくというのが伝統だったはず。それが日進月歩の今の時代に合わないというのも理解できますが、世界が日進月歩だからこそ、政治には落ち着きを持って、拙速にならないような運営を期待したいところです。

今回の参院選は、ほとんど自民党は触れようとしませんが、やはり憲法改正を目指す勢力が3分の2を越えるか否かが焦点の一つだと思います。こんな状態で改憲に突き進んでよいのでしょうか? 一番大事な政治、政治家に対する信頼がこれほど失墜しているときに、国の大事な進路を奴らに委ねてしまってよいのだろうか、そう思います。

それに投票率が今回はどうなるのでしょう? 60パーセント程度でしょうか? だとすると、先の英国の国民投票ではありませんが、もう少し投票率が上がれば結果が変わっていた可能性もあるわけで、現行の国民投票法は、確か最低投票率の規定がないはずで、このままでは極端な話、国民の1割や2割程度の賛成でも憲法改正は成立してしまいます。これはやはり英国の事例を出すまでもなく問題が大ありではないでしょうか?

多数決を疑う』にも書いてあったと思いますが、やはり全体の3分の2程度の賛成(意見の一致)が得られると、なんとなく皆が同意するようです。一部政治家が3分の2は非常に厳しい(高い)ハードルだというのはおかしいと指摘していたはずです。

うーん、今日の選挙、いろいろと今後の日本の行方を決めることになるのでしょうか?