アウシュヴィッツも目に留る

そろそろ夏、いや、既に夏。梅雨は明けていないけれど、気温だけは完全に夏。

だからでしょうか、徐々に「戦争」に関する書籍が目立つようになってきました。昨年は戦後70年という節目で特に大量の新刊が刊行され、「既刊も並べたいけど、新刊だけでフェア台が埋まっちゃう」という書店員の声も聞かれましたが、今年はそこまでの量にはならなそうです。

とはいえ、夏になると戦争関連の書籍が増えるのは事実ですが、個人的に書店店頭を眺めていて感じるのは、ヒトラー(ナチも含め)と満洲関連書が得に目立つなあということです。どちらも安定して売れるテーマでありますし、新資料や新視点を駆使した著作も増えていると感じます。

そんな中、アウシュヴィッツ関連の書籍もポツポツと目に付きます。特に、子供とアウシュヴィッツという本が目に留るように感じるのは錯覚でしょうか?

 

アウシュヴィッツの図書係』『13歳のホロコースト』といった作品です。

 

もちろんあたしの勤務先でも『14歳のアウシュヴィッツ』『死の都の風景』といったものを出しております。