懐かしい本たち!

少し前から、あたしの勤務先は会社の大掃除的なことをしています。ここ数年、定年退職の人が何人かいたり、この秋には社員募集で二人の増員があるので、席を用意しないといけないこともあって、この機会に要らないものだとか、デスク周りの私物も片づけようと、全社的におそうじモードです。

あたしも、数年ぶりに身の回りの片づけなんてしています。まるで会社を辞めるかのように(爆)。

そんな整理作業中に出てきたのが上の一冊、岸田國士訳の『にんじん』です。懐かしいですね。いや、懐かしいどころか、あたしが入社した時には品切れになっていた本だと思います。

続きまして、時々問い合わせはあるものの同じく品切れになっているUブックス。『黒い美術館』『黒いいたずら』『悲しき酒場の唄』『燠火』の4点。イーヴリン・ウォーなど、最近新しくだしているのもありますから、新装版として出せないものでしょうか?

上の青い4点よりは少し新しめ(刊行が古くない)のが上の2点。『10 1/2 章で書かれた世界の歴史』『フロベールの鸚鵡』です。2011年にジュリアン・バーンズがブッカー賞を受賞したときに、いくつかの書店から注文が入りましたが、その時には既に品切れでした。

うーん、残念。

たぶん、まだまだ本当にごく少部数なら需要もあるのでしょうけど……