哲学書は難しい?

午後からジュンク堂書店吉祥寺店で「よんとも」でした。

佐々木中さんは、これまで読んだことありませんでしたが、とにかく話は面白かったですし、とても興味深かったです。特に、哲学書は難しくて小説は簡単という世間の思い込みに対し、そんなことはないとおっしゃる佐々木さんの意見、あたしもずーっとそう感じていたので至極納得です。哲学書にも読みやすく、そこからミステリーよりもはるかにワクワク、ドキドキさせてくれる作品もたくさんありますから、小説とか哲学書とか、そんなジャンルにとらわれずいろいろ読んでくれる火とが増えることを期待します。

それと、目からウロコ的な感じだったのは、豊崎社長と共に、もっと翻訳詩を読んでほしいという意見。それはそのまま出版社に対して、もっと翻訳詩を出版して欲しいという申し立てでもあるのでしょう。読む人がいるから出すのか、出版されるから読む人が増えるのか、悩ましい問題ですが……