ちなみに蔵書印

先程は蔵書票について書きまして、その中で、日本や中国などは蔵書印の方がメジャーではないか、と書きました。

これについて、確かなことを知っているわけでもありませんし、学問的な裏付けがあるわけではありません。ただ、書画の巻物などには昔から所有者の印が押されているのを展覧会などでしばしば目にしていますので、蔵書印という文化が中国や日本にあるのは間違いないとは思います。

閑話休題。

上の写真はあたしの蔵書印です。

はい、あたし、自分の蔵書印は持っているのです。「罔殆蔵書」と彫ってあります。

「罔殆」は『論語』の「学びて思わざれば則ち罔し」から取っております。ブクログも「罔殆庵藏書樓」と命名していて、あたしなりの座右の銘的なものです。