エクス・リブリス!

今日の朝日新聞にこんな記事が……

蔵書票を作ろう」という記事です。

「蔵書票」って知りませんか? 日本や中国では蔵書印の方が有名かもしれませんね。あたしも詳しいことは知らないのですが、欧米では蔵書票のコレクターまで存在すると聞いたことがあります。趣向を凝らしたものであれば、それだけを持っていたくなるものです。

で、上の写真。記事の下の方に置いてあるのは、かつて京都の恵文社一乗寺店へ行ったときに買った蔵書票です。蔵書票ですから、記事にもあるように本来は個人個人で作るものなのでしょうが、このように市販されているものもあるのですね。蔵書票として機能させるには、ここにあたしの名前なりサインなり、なんらかの目印を付けないと「あたしの蔵書票」にはならないでしょうね。

ところで、インターネットで蔵書票を検索すると、相当数の検索結果がヒットしますし、グーグルの画像検索ならさまざまな蔵書票を見ることができます。が、そんな中、ありきたりではありますが、ウィキペディアでも構いませんけど、蔵書票を検索すると、「エクス・リブリス」というラテン語由来の呼び名が目につくと思います。

そうです。あたしの勤務先の海外文学シリーズ<エクス・リブリス>は、この蔵書票から命名しているのです。

ちなみに、上の写真はあたしの家の書棚、エクス・リブリスを並べている一角です。