グータッチ

フジテレビ系の新番組「ライオンのグータッチ」を見てみました。

いや、なに、「なあちゃん」こと乃木坂46の西野七瀬がMCで出ているからなのですが……

で、フジテレビ系と上に書きましたが、この手の休日午前の番組って系列局でも放送されているのでしょうか? もしかしたらフジテレビのみ、つまり関東ローカルなのかも?

それはともかく、なあちゃん、やっぱりカワイイですね。

番組の内容はスポーツをする少年少女たちを応援するってコンセプトなのでしょうか? あるいはスポーツに限らないのでしょうか? 今回は四年間レスリングに打ち込むものの、いまだ公式戦で勝利したことがない少年(小学4年生)が、悲願の初勝利を目指して奮闘するというストーリー。浜口京子に指導してもらったり、大会の初戦対戦相手が全国大会三位の実力者だったり、二年生の弟は既にそのクラスの全日本チャンピオンだったりと、なんか初勝利に向けてドラマのお膳立ては揃いすぎている感じです。

もちろん、そう簡単に勝てるわけもなく、結果は完敗。ただ、これまで試合開始数十秒でフォール負けしていた少年が、全国三位を相手に試合時間最後まで戦い抜いたというのはかなりの成長。監督もこれまでで一番内容がよかったという褒め言葉。

VTRに涙するなあちゃん、カワイイ。

で、土曜の午前に見るには、いかにも健全な番組なのですが、あたしは、ふと疑問を抱きました。

本人が好きでやっているのだから、とりあえずはよしとしますが、この少年にこれからもレスリングをやらせるのでしょうか? 全国チャンピオンの弟はともかく、この主人公の少年は果たしてレスリングを続けるべきなのか、親目線というか、大人目線では悩みどころです。

あたしはレスリングはド素人だからわかりませんが、彼にレスリングの才能があるというのであれば続けさせるのはよいと思いますが、別の才能の可能性を探すというのも方法ではないでしょうか? 四年もやって勝てないのであれば、「向いてない、才能がない」という判断もありだと思います。

そうなると、その子に向いている才能を伸ばしてやるのも親や大人の務めではないのか、そういう気もするのです。弟はスポーツに向いていたけど、お兄ちゃんは文化系だったかもしれないし、あるいは理系なのかもしれませんから。