朗々と、口承文学のような、朗詠するかのような……

マナス』を読み始めました。

二段組みで402ページ、なかなかの読みごたえですが、読み始めてみると、意外とテンポよく読めます。文章は演劇のセリフというのでしょうか、会話が多いのでそう感じるだけかもしれませんが、なにやら俳優が、舞台の上で朗々と、自分のセリフに酔うかのように歌い上げるようにセリフを語っている、そんな感じです。

古事記など日本の古代神話やギリシア神話などにも似た雰囲気を感じます。こんな感じで最後まで行くのでしょうか? 愉しみです。