ではでは、続きまして残りの8作品。
『キャロル』
パトリシア・ハイスミス著/柿沼瑛子訳、河出文庫。パトリシア・ハイスミスはアメリカの作家です。
ニック・ハーカウェイ著/黒原敏行訳、早川書房。ニック・ハーカウェイはイギリスの作家です。
『出身国』
ドミトリイ・バーキン著/秋草俊一郎訳、群像社。ドミトリイ・バーキンはロシアの作家です。
李炳注(イ・ビョンジュ)著/松田暢裕訳、東方出版。李炳注は韓国の作家です。
サルー・ブライアリー著/舩山むつみ訳、静山社。サルー・ブライアリーはインドの作家です。
『歩道橋の魔術師』
呉明益(ウー・ミンイー)著/天野健太郎訳、白水社。呉明益は台湾の作家です。
ヴァーノン・リー著/中野善夫訳、国書刊行会。ヴァーノン・リーはイタリアの作家です。
『紙の動物園』
ケン・リュウ著/古沢嘉通訳、早川書房。ケン・リュウは中国系アメリカ作家です。
という16作品ですが、この中で英米系作家と言えるのは5作品でしょうか? なんと過半が非英米となります。これもまたすごいバラエティ豊かなラインナップではないでしょうか?