ビジネス書の出版社ではないのですが……

書店店頭でこんな本を見かけました。

日経プレミアシリーズの『資本主義がわかる本棚』です。著者は水野和夫さん。言わずもがな、エコノミストとして数々のベストセラーを世に送り出している方です。その水野さんが朝品新聞などに載せた書評を集めたのが本書です。

タイトルからもわかるとおり、資本主義、そして現代社会を理解するための本を精力的に紹介してきた水野さんの軌跡でもあります。ですから、あたしの勤務先とはあまり関係ないものだろうな、一冊くらいは紹介してくれているかな、といった軽い気持ちでページを開いてみたら驚きました。結構あるんです、うちの本が!

  

  

 

アダム・スミスとその時代』『ヴァスコ・ダ・ガマの「聖戦」』『革命と反動の図像学』『自民党と公務員制度改革』『古代末期のローマ帝国』『ローマ帝国の崩壊』『ビスマルク(上)』『ビスマルク(下)』『グローバリゼーション・パラドクス』『文明と文化の思想』です。

全部で9点10冊になります。本書で水野さんは約50点の本を紹介しているので、約20パーセントの占有率です。これはかなりの比率ですよね? ありがたいことです。