青山ブックセンター、フェア競演

青山ブックセンターでフェアをやらせていただいております。何のフェアかと言いますと、翻訳家・藤井光さんの選書による海外文学のフェアです。

藤井さんに、ご自身の翻訳書から、それとご自身以外の翻訳書でお気に入りのものを、それぞれコメント付きで挙げていただき、それをフェア展開してもらっています。ですので、必ずしもあたしの勤務先の出版物だけではなく、他社のものもほどよくブレンドされています。

まずは六本木店のフェアの模様です。奥に細長いフロアの半階上がった文芸コーナーのエンド台です。

続きましては表参道にある本店のフェア。こちらは入り口入って左手に広がるフェアコーナーの一角を使っての展開です。

同じフェアですから、基本的には同じ書籍が並んでいるのですが、ちょっと並ぶ順番が異なるだけでずいぶんと印象が異なるものです。あっ、書棚の色などにも印象を左右されるのでしょうね。

さて、こういうフェア、海外文学はなかなか取っ付きづらいと言われますので、その入り口としてはとてもよいのではないかと思います。選んでいただいた書籍は、あたしなんかが語るのはおこがましいですが、どれも外れのない面白いものばかりです。何点かは読んでいるので、そこは自信を持って主張できます。

それになによりも、藤井さんのコメントがとてもすばらしいです。特にご自身以外の書籍についてのコメントは、本当にこの本が好きなんだなあ、こっちまで読みたくなってくる、という熱のこもったものになっています。

両店のお近くへお越しの際は是非お立ち寄りください。