五郎丸選手は白水社がお好き?

こんな本が出ているのを知りました。

560 五郎丸 歩 PHOTO BOOK』です。昨年大ブレイクしたラグビーの五郎丸選手のフォトブックです。売れているのようですね。

で、このタイトル「560」って、つまり「五郎丸」ですよね、言わずもがなですが。「そうか、五郎丸って560なのか」と思っていたら、なんとなく親しみもわいてきます。

それはなぜか?

実は、あたしの勤務先のISBNコードが560なんですよ。

と言っても多くの方は何のことかさっぱりでしょう。ISBNコードというのは刊行されている書籍すべて振られている番号のことで、日本の書籍はすべて「978-4-」で始まる13桁の番号を持っています。13桁をハイフンなしで記す場合もありますが、書籍の裏表紙などにはハイフンで区切った表記が使われます。この時、4桁目の「4」は「日本」を意味していて、その次のひとまとまりの数字が出版社を表わしています。

そこで、あたしの勤務先の書籍のISBNコードなのですが、例えば本日配本の『デイヴィッド・ヒューム』は「978-4-560-08485-4」です。

はい、おわかりのように、出版社を表わす番号が「560」です。あたしの勤務先で刊行している書籍はすべて「978-4-560-」で始まる番号を持っています。そうです、五郎丸です。

だから、この3桁の数字を見ると、なんとなく親近感がわいてくるのです。