もうひとつの台湾

写真は今朝の朝日新聞の読書面です。

台湾特集です。

とはいえ、台湾史、主に政治面に焦点を当てた記事になっています。挙がっているのは『族群 現代台湾のエスニック・イマジネーション』『図説 台湾の歴史 増補版』『台湾現代史』といったところです。

  

台湾の現代史がテーマですから順当な選書だと思いますが、このところ日本では台湾文学にもかなり関心が集まっています。政治はつまらない、小説が読みたいという方には『歩道橋の魔術師』『神秘列車』などはいかがでしょうか? あるいは『』なども台湾文学への入り口になると思います。

  

そんな両者、政治と文学の間をつなぐのが『台湾海峡一九四九』だと、個人的には思います。

夜市で小籠包に舌鼓を打つのもよいですが、たまには書籍からも台湾を味わってみてください、ぜひぜひ。