玉藻公園ではなく高松城

研修旅行の三日目にして最終日。讃岐高松で朝を迎えました。

この日も出発までに少し時間がありましたので、ホテルから歩いて15分ほどのところにある高松城を見学に行ってきました。高松城というよりは、玉藻公園ということになっているらしいですが、やはり城好きですからここは高松城と呼びたいです。

港沿いの道に沿って城の北側を歩くと石垣や櫓が見えてきます。高松城は日本でも有数の水城ですから、やはり海の側が似合うと感じます。

更に歩くと立派な櫓と門が見えてきます。月見櫓に水手御門というらしいです。ここの前を過ぎて西門までやってきて入場、いや登城です。

二の丸後から本丸へと向かう橋(の屋根)、その向こうに天守台が見えます。この橋を落とせば、天守には踏み込めなくなるようになっています。しかし、ここまで攻め込まれていたら、外から援軍が来ないかぎり戦は負けでしょうね。

そして上の写真が天守台です。建物は何も残っていませんが、こういう石垣にロマンを感じたりもします。この日は老夫婦が手を繋いで散歩をしているのを見かけました。微笑ましい光景でした。

城内を巡ってきて、大手門から外へ出ました。振り向いて撮った上の写真は艮櫓。

城のすぐ脇を琴電が走っています。艮櫓と一緒に収めてみました。われながら、よい構図で撮れたのではないかと思っています。

この他、高松では昼食後に栗林公園を見学したのですが、生憎とカメラをバスの中に置きっ放しにしてしまい一枚も写真が撮れませんでした。が、目に焼き付いている風景では、中国史マニアなので「赤壁」がよかったですね。本家本元の赤壁には行ったことありませんので、ささやかながら高松で行った気分を味わいました(汗)