伊予松山を後にして

研修旅行の二日目は松山の書店を巡って、夕方には高松へ向けて出発しました。市内を動く道すがら、近くに遠くに松山城を眺めながら、「ああ、時間があったら登りたい」と思っていました。やはり城のある街はいいですね。

そんな松山での昼食が下の写真です。松山の名物らしいですが、鯛そうめんです。五志喜というお店でいただきました。もっと生臭いものかと思っていましたが、非常に丁寧に調理されていて、身もほぐれやすく美味でした。

そう言えば、初日の昼は広島のお好み村でお好み焼きをいただいたのでした。あたし、紅しょうがが嫌いで、大阪のお好み焼きは食べられないのです。しかし広島のお好み焼きは紅しょうがも入っていなくて、とても美味しくいただけました。ちなみに、紅しょうががダメですから、大阪ではたこ焼きも食べません。

さて、まだ明るい時間ですが高松へ向かう列車の時間です。松山は松山市駅の周辺が賑やかで、JRの松山駅はなんとなく寂しい感じです。そんな駅前を象徴するかのような建物がありました。「駅前スタジアム」とありまして、もう見た目でわかるとおり、バッティングセンターですね。

駅前の一等地の使い方として、これは正しいのでしょうか? 謎です。

そして、高松へ向かう特急がこちら。いしづち号です。

おわかりになりますでしょうか? 車体にはアンパンマンのイラストが描かれています。JR四国ではいくつもの「アンパンマン列車」が走っているそうで、そのうちの一つに乗ることができました。地図で見ると松山と高松はかなり距離がありますが、乗っていた印象では比較的早く着いたと感じました。乗り心地も悪くなかったです。振り子電車だったようですね。

というわけで高松到着。高松も路面電車と言いますか、可愛らしい電車が走っている街です。それに城もあります。松山と高松、どちらもそれほど大都会ではなく、かといって寂しい田舎でもなく、食べるものも美味しく、暮らすにはよさそうな街だと感じました。

あえてどちらかを選ばなければならないとすれば、高松城よりは松山城の方が好きなので、それに道後温泉もあるので松山に軍配を上げます。