武蔵小金井に、新しいくまざわ書店!

非常にローカルな話で恐縮です。

あたしが通勤で日常的に利用するJR中央線の武蔵小金井駅の駅前に、くまざわ書店がオープンしました。北口の、かつては長崎屋だったビル、それがこの数年はメガ・ドンキホーテになり、長崎屋以来、その3階にくまざわ書店チェーンのいけだ書店がありました(その前はキリン堂書店でした)。

その3階のいけだ書店が閉店し、同ビルの地下ワンフロアを使って、こんどはくまざわ書店武蔵小金井北口店として、リニューアルというのか、全くの新規店というのか、とにかく本日オープンしたわけです。

なんで「武蔵小金井店」ではなく「武蔵小金井北口店」と呼ぶのかと言えば、南口のイトーヨーカ堂の中に同じくくまざわ書店がありまして、そちらが「イトーヨーカ堂武蔵小金井店(略称はIY武蔵小金井店)」を名乗っているからです。「北口」くらい付けておかないとお客さんにせよ出版社にせよ混乱しそうですから、位置を明示的に示す「北口」を加えたのはよかったと思います。

さて、というわけで帰りがけに寄ってみました。ワンフロアですから思いのほか広いです。通路なども比較的ゆったりしています。品揃えや並べ方などについては、まだ始まったばかりのお店ですから論評は避けますが、あえて言えば、これから手を加えていって、もっともっと作り込める書店なのではないか、と感じました。

いや、これは地元の贔屓目でしょうか?

ただ、出版社の人間という立場を離れても、一人の本好きとして、自分の生活圏内によい本屋がある、できるというのは嬉しいことですし、ますますよい本屋にしていくのに出版社という立場から関われるのは喜びでもありますので、また一つ楽しみが出来たというところでしょうか?