ノーベル賞の季節

今週はノーベル賞ウイークだそうです。ノーベル賞の各賞が順次発表になるそうで、あたしの属する業界としては文学賞が最大の注目なのですが、ニュース報道では日本人が候補となっている理系の賞に注目が関心が集まっているようですね。

この時季になると、書店によっては店頭で村上春樹のフェアを始めるところも多いですが、今年はあまり「ハルキ、ハルキ」という声が聞こえてこないのはあたしのアンテナの感度が悪いせいでしょうか? あるいはこれまでの受賞者の書籍を並べたフェアなどをやる書店もありますが、今年はこれもあまり目に付きませんが……

そんな中、今朝の朝日新聞にこんな記事が載っていました。

日本でどれほど有名なのかはわかりませんが、ガイブン好きならほとんどの人が知っていると思われる、イタロ・カルヴィーノが登場しています。記事の中に彼の代表作として挙がっているのが『木のぼり男爵』です。

ちなみに、記事を読めばわかりますが、カルヴィーノは受賞者ではありません。が、確か昨年、新宿の紀伊國屋書店では、「受賞していてもおかしくない作家フェア」(フェア名はうろ覚え……汗)をやっていましたね。そういうフェアもありだと思います。

さて同書は、あたしの勤務先の刊行物ですので、どうぞよろしくお願いいたします。

って、この本、いま「在庫僅少」なんだ! どうしましょ?