大阪グルメはいかが?

先週の関西ツアーでほぼ毎晩のようにスイーツを買いに行っていた、阪急百貨店のうめだ本店。梅田ではなく「うめだ」と平仮名で表記するのが正しいようですが(ウェブサイトの表記による)、ここの地下売り場もようやく選びながら買い物ができるようになってきました。とは言っても、まだまだ混雑が激しく、じっくり丹念に見て回るというわけには行きません。

個人的には、ヨックモックとかユーハイムといった東京でもふつうに出店しているショップのスイーツを買おうという気にはなりません。やはり関西地元のショップのものを食したいと思います。青山とか銀座などには出店しているのかもしれませんが、東京ではあまり聞かないショップ、耳慣れないショップのものを買おうと思っているのですが、どのショップがそれなのか、この混雑ではなかなかわかりません。

もちろん、東京にも出店しているショップでも、あるいは東京が本場のショップでも「うめだ阪急限定」とあれば話は別で、やはり買ってみなければ、食してみなければと思います。

そんなあたしですが、しばしば勤務先で言われるのは、「大阪へ行って、たこ焼きとかお好み焼きは食べないの?」というセリフです。言われるというか、聞かれるという方が正しいでしょうか。いずれにせよ、答えは決まっています。「食べません」です。

別にたこ焼きやお好み焼きが嫌いというわけではありません。食べてみたいなあと思わないわけでもありません。お好み焼きでは食事にならないと思っているわけでも、食生活のバランスに気を遣っているわけでもありません。

理由は二つありまして、まずは恋人同士や友達同士でワイワイにぎやかに楽しそうにやっているグループを尻目に、なんで一人でお好み焼き屋に入らないとならないのか、という疑問が第一です。もちろん、お一人さま大歓迎のお店もあるでしょうし、一人で入っている人も大勢いるのでしょうが、喫茶店や飲み屋ならともかく、ああいう店に一人で入りたいとは思いません。

だったら、たこ焼きは? と言われそうですね。たこ焼きならお店で買って帰るだけだから、ホテルに戻って食べてもよいわけですから。でも、ここにも大きな問題があるのです。

それがもう一つの理由です。そして第一の理由よりも遙かに深刻で、たこ焼きやお好み焼きを食べない最大の原因なのですが、それはつまり、紅ショウガです。

たこ焼きでもお好み焼きでも、ほぼすべて紅ショウガが入っていますよね。あれが苦手なのです。いやです。ぜったい食べたくありません。まさかそれだけ抜いてくれとも頼ませませんし、「あれが美味しいんじゃない」という人も多いのでしょうから、あえて主張したいとは思いません。

なので、食べたいと思わないのです。ちなみに、大阪では天ぷらにも紅ショウガの天ぷらというのがあるのですね。信じられません。

なお、このことからわかるように、あたしは博多などの豚骨ラーメンも嫌です。あれも紅ショウガが載っていますよね。あとから自分のお好みでトッピングできる店ならよいのですが、最初から入ってくるような店はNGです。