たまには反則、いや販促

間もなく『父を見送る』が刊行になります。これは売れに売れた『台湾海峡一九四九』の姉妹編となるものです。今回は著者・龍応台さんの家族の物語です。しみじみとした味わいのあるエッセイに仕上がっております。店頭に並ぶまで、今しばしお待ちを!

それにしても、最近のあたしの勤務先は台湾づいています。台湾関連書籍が続けざまに出ている感じです。いえ、感じではなく、実際に出ています。<エクス・リブリス>の『歩道橋の魔術師』に『神秘列車』、そして本書ですから。世間的にも、台湾の旅行ガイドとか紀行エッセイなどの刊行・重版が目立つようです。

一般に大陸中国が反日なのに対し、台湾は親日と思われているので、なおかつ韓国もこの数年は反日ですから、近場で安く行ける外国となると必然的に台湾が選ばれているという事情もあるかと思います。さらには台湾に日本人が感じる懐かしさとか、鉄道好きにとっての台湾鉄道の魅力とか、理由はさまざまあり、それらが重なり合っての台湾人気なのではないでしょうか?

是非、『ニューエクスプレス 台湾語』を手に、訪台してみてください!

さて、海外へ行くなら語学が肝心です。ちょっとでもしゃべれると現地の人との交流も弾むというものです。「こんにちは」「ありがとう」「これ、いくら?」だけでなく、もう少ししゃべれるようになりたいとなるときちんとした語学学習が欠かせません。教材選びは大事なステップです。そんな学習者に、<語学書ガイド>を作り始めました。

左上は諸外国語全般のガイド、右上は入門時に役に立つ学習書ガイド、中上はフランス語のガイド、左下は中国語のガイド、右下はイタリア語のガイドになります。主要な書店店頭でお配りしていますので、探してみてください!