炎舞堪能

午後の営業回りを少し早めに切り上げて、夕方から山種美術館へ行って来ました。もちろん現在開催中の「前田青邨と日本美術院」展を見るためです。会期がそろそろ終わりに近づいているというのもありますが、なんといっても速水御舟の「炎舞」が公開されている期間中に行かなければと思ってのことでした。

さてさて、「炎舞」、やはりすばらしい作品ですね。見るたびに新鮮な気持ちになります。今回の展覧会、前田青邨がタイトルにもなっていますが、やはり隠れた主役は御舟なのではないでしょうか? で、平日の午後だというのに、意外と入場者が多いのに驚きました。

さて、いろいろ買ったお土産。まずは炎舞の紙袋です。これが買いたかったから、と言ったら言いすぎかも知れませんが、まんざら冗談でもないです。

次は一筆箋。土牛の「城」も併せて購入。上の方に見えている小さいのは、炎舞のマグネットです。

続きまして絵はがきは4枚。炎舞の他には展示を見て惹かれた作品を。古径の「闘草」と「牛」、青邨の「腑分」です。

最後に、やや大判の炎舞の絵はがき。それと山種の文香セット。

その他に惹かれた展示は、観山の「老松白藤」、土牛の「犢」もしみじみ魅入ってしまう作品でした。週末に素敵な目の保養をさせてもらいました。