確かに困るけど……

昨日の朝日新聞の海外特派員のコラム「特派員メモ」で、パリからオルセー美術館を参観した失業中の父親とその子どものエピソードが載っていました

内容はわからなくもないです。

コラムにあるような、不清潔・不衛生からくる悪臭は、確かに美術館に限らず、いろいろなところで鼻につきます。浮浪者がそばを通るだけで、ツンと来るあの独特の臭い。早くどっかへ行けと心の中で叫んだことは一度や二度ではありません。

その他にも、香水などのきつい臭い、タバコなどの臭いなど、数え上げたらきりがないほど、悪臭というか、異臭だらけですね。

このコラムでは、子どもが美術館に悪い印象を持ったまま大人になってしまうことを心配して締めくくられているようでしたが、あたしの感想はちょっと違います。

ボランティアの人がせめてもの慰めに親子を美術館へ連れて行ったのでしょうけど、連れて行くなら、まずは風呂屋ではないでしょうか? 日本のように銭湯などがあるのかどうか知りませんが、美術館へ連れて行く前に連れて行くべきところは他にあったのではないでしょうか? あたしはそう感じました。

ちなみに、先日のことですが、ある書店で欠本チェックをしておりましたところ、おならのような臭いが……。周囲には若い女性がいるだけ。あたりには「いかにもおならをしそうな」人はいません。となると、やはり<犯人>はこの女性なのでしょうか?

若い女性だからといって街中でおならをしないとは限りませんから、偏見を持ってはいけないのでしょうが、それとも更に周囲の人は、おならの臭いの原因はその女性ではなく、あたしだと思っていたのでしょうか?

嗚呼、冤罪!