ドイツ語学参が熱い?

あたしの勤務先からこんな本が出ました。

書き込み式 ドイツ語動詞活用ドリル』です。書店を回っていても、新刊なので比較的目立つように並んでいるところが多かったです。ただ、そんな本書のそばに、こんな本が並んでいました。

あたしの勤務先の新刊より数ヶ月前に刊行されていた、三修社の『もやもやを解消! ドイツ語文法ドリル』です。装丁の色合いこそ異なりますが、タイトルの感じ、狙っている読者層、かなり重なる気がします。三修社と言えばドイツ語というイメージがありますが、これ以外にも最近になって『コミュケーションのための中級へのドイツ語』という書籍も刊行されました。

ドリルといい、中級向けの学参といい、ちょっとドイツ語学参の刊行が続いているような感じです。ひところは「ドイツ語は斜陽」などとも言われたものですが、あにはからんや、ドイツ語の需要はかなり根強いですし、それなりに売れている参考書も多いです。どちらかというと、「簡単・やさしい」ではなく、「本格派・初中級から中上級向け」といったものが充実してきているようにも感じられませんが、気のせいでしょうか?