講談社現代新書の新刊で『ナチスの財宝』が刊行されました。
ナチスの戦争犯罪は多岐にわたるのでしょうが、ヨーロッパ各地から略奪したさまざまな美術品がその後どうなったのか、なかなか興味あるテーマです。もちろん、本書以前にもこのテーマを扱った本は何冊か出ていまして、本書巻末の参考文献リストにはあたしの勤務先の書籍も三点取り上げていただいております。
『ヨーロッパの略奪 ナチス・ドイツ占領下における美術品の運命』『ナチ略奪美術品を救え 特殊部隊「モニュメンツ・メン」の戦争』『ユダヤ人財産はだれのものか ホロコーストからパレスチナ問題へ』の三点です。現代新書は当然のことながら書店の「文庫・新書」コーナーに並ぶのでしょうけれど、大型店などでは「人文(世界史)」の棚にも並べているところがあると思います。あたしの勤務先刊行の上掲三点はすべて単行本ですので、「文庫・新書」コーナーで並べるのは難しいと思いますので、「世界史」のコーナーで現代新書『ナチスの財宝』を並べるときには、これらも一緒に、そのすぐ隣に並べていただけると、出版社の営業としては非常に嬉しいです。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
もちろん『第二次世界大戦1939-45(上)』もお忘れなきよう……(汗)