注文殺到!

昨晩の日本翻訳大賞を受け、『エウロペアナ』が好調です。注文が殺到しています。

それまで百をもって数えるほどあった在庫があっという間になくなってしまいました。書店からの注文が好調なだけではなく、書店でも実際に売れているようです。やはり日本翻訳大賞というお墨付きが、「海外文学は何を読んだらいいかわからない」という人たちに一つの道しるべになったようです。

で、「在庫はありません。書店店頭にはまだ残っているところもありますので」というのでは、これだけ「読みたい」と思ってくださっている読者のニーズに対応できません。重版決定しました。出来上がりはゴールデンウイーク明けになってしまいますが、ご勘弁ください。

ただ、待たせた価値は十分ある作品です。これが文学なのか? 小説じゃないよね? だったらエッセイ? それとも評論? そんな読後感が聞こえてきそうですが、どれもが正解で、それがこの作品です。