録画しておいた「REDリターンズ」を視聴。
「パート1」も見ていたのですが、その後の物語にはなっていても、別に話が続いているわけではなく、こちらはこちらで楽しめます。
米ソ冷戦下、アメリカかモスクワに最強のテロ兵器を仕込んだことがインターネットで暴露されて、ブルース・ウィルスらがそれを回収しにモスクワへ向います。大きな流れとしてはそれでよいのですが、なんでこのネットでのすっぱ抜きに主人公たちが巻き込まれてしまったのかが今一つ理解できないまま話は進みました。もちろん、そんなもの知らなくても楽しめましたが。
鍵を握る、壁を作った張本人の科学者はロンドンで32年間も監禁されているアンソニー・ホプキンス。実は彼が今回のすっぱ抜きの黒幕。妻や子供を殺された復讐のために、32年間も機会をうかがっていたというわけ。しかし、32年前だとインターネットだってほとんど身近ではなかった時代。それでも天才科学者なら、インターネットをあっという間に使いこなせてしまうのでしょうか?
それはともかく、キャサリン・ゼタ=ジョーンズにはもう少し活躍させてもよかったのではないかという憾みが残りますね。イ・ビョンホンがそれなりにコメディタッチにシリアスを演じていたのがよかったぶん残念です。やはり、これだけ芸達者な役者が揃うと、それぞれに見せ場を作り、それなりに活躍させるというのはストーリー展開上難しいのでしょうか?
それにしても、じいさん、ばあさんたち元気ですね。イ・ビョンホンが遊ばれている子供に見えてしまいますから。