外出先からLanDisk

先にバッファローのネットワークHDDの設定について書きました。実は、機器の相性とかトラブルがあって、アイオーデータのネットワークHDDも持っているんです。「何台持っているんだ!」と問われたら苦笑いするしかありませんが、それはともかく、このネットワークHDDも今回のルーター切替でいろいろ設定をやり直さなければならなくなり、その備忘を兼ねて、ここに書いておこうと思います。

持っているのは「HDL2-A4.0」という機種です。これも外出先からインターネット経由でアクセスする機能が付いています。バッファローの場合は「WebAccess」という名称のサービスですが、アイオーデータでは「リモートリンク」と呼びます。基本的な設定はこちらのページに載っていますので、まずはここを参考に設定していきます。このページの手順で【1-6】のところが肝心です。「UPnP機能」はバッファローの製品の設定で「使わない」としているので、こちらでも「使わない」を選びます。「外部ポート設定」は「しない」でOKです。

その上でルーターのポートの開放ですが、解説ページはこちらです。「グループ」は先のバッファローの時には「バッファロー」というグループを作ったので、今回は「アイオーデータ」というグループを作っておきます。「任意のTCP/UDPポート」では「50002」を入力し、IPアドレスはこの製品のIPアドレス(当然、固定IPアドレス)を入力、LAN側ポートは空欄でOKです。

あたしは念のため、「任意のTCP/UDPポート」を「50004」でも同様にポート開放の設定をしておきました。これでリモートリンクのログイン画面からアクセスできるようになります。このログイン画面、画面上ではURLが「http://rm2.iobb.net/」とあるのですが、実際にアクセスしてみると「http://www.iobb.net/remotelinkaccess/」ですね。

ところで、バッファローもアイオーデータも、スマホやタブレットからこれらインターネット経由のアクセスが簡単にできるアプリを配布しています。バッファローは「WebAccess A」と言い、アイオーデータは「Remote Link 2」と言います。バッファローの方は対応機種なので問題なくスマホなどで動きますが、アイオーデータの方はあたしの所持しているHDDが対応機種ではないので使えません。アイオーデータの製品は、もうこういったアプリを使うのではなく、直接ブラウザから上記ログイン画面からログインして利用してください、という方針のようです。