初詣って何?

元旦は、元日の朝のことなので、7時半になろうとしている今、この時間に使ってもよいのかどうか……。あたしの感覚では7時半というのは、かなり「昼間」に近い感覚なんですよね。でも、まあ、日の出が6時半ころだったと思いますので、それから1時間程度ですから、まだ「朝」と呼んでもよいのでしょう。

「旦」が朝だというのは、その時を見てもすぐにわかりますよね? 太陽が地平線からひょっこりと顔を出したところを捉えた象形文字。一日の始まりである朝を表わしたところから転じて物事の始まりなども示すようになり、「月旦」と言えば、その月の初めを言うようになり、さらには、三国時代に人物鑑定で有名な許劭が月初めに人物評をしたことから、「月旦」は人について論評することを意味するようになった、といった蘊蓄は辞書を調べればすぐに出てくると思います。そもそも「旦」という字は、「元旦」「月旦」「一旦」くらいしか熟語が思いつかないでしょうし(汗)。

さて昨晩は結局、一分一秒たりとも紅白を見ずに布団に入ってしまいました。紅と白、どっちが勝ったのでしょう?

実は昨日からまた喉の調子がおかしくなってきました。昨日は午前中にちょっと会社へ行って来たと書きましたが(書いたのはFacebookにです)、帰りのクルマの中(はい、マイカーで行ったのです!)でちょっと寒気を感じていました。もちろん会社で作業しているときは暖房を付けていましたし、クルマの中も暖房を付けていましたから、寒かったなんてことはないはずなのですが、なぜかちょっと寒気を感じながら運転していたのです。完全に治らないうちに出かけたりしたのがいけなかったのか? あるいはさらにその前日、30日に立川まで出かけたのがよくなかったのか。

とにかく、昨晩は8時すぎに寝床に入って本を読んでいたのですが、9時前には寝てしまいました。夜中に目が覚めたとき、頭が痛かったのを覚えています。今朝は、頭痛こそ収まっているのですが、喉の痛みは少し前の状態に逆戻りしています。唾を飲み込むと喉が痛みます。熱いお茶を飲むと喉にしみます。

そんな調子なので、三が日はずーっと家でのんびりしていようと思います。もともと出かける予定などもなかったので。

えっ、初詣は?

あたし、初詣って行ったことがないんですよ。いや、正確に言うと、何年前、何十年前だったか忘れましたが、一度だけ家族で行ったことがありました。原宿というか外苑前にある菩提寺に大晦日の晩に出かけて行き、その足で明治神宮へ行った、と言う記憶がおぼろげではあるのですが、あります。明治神宮がいけなかったのか、とにかく混んでいて、もううんざりだったというのが正直な感想です。何を祈ったかなど覚えていません。二度と来るものか、と誓ったのではないでしょうか。

後にも先にも、あたしの記憶にある初詣はこれだけ。ついでに言えば、徹夜をしたのもこの時が、後にも先にもただ一度のことだったと思います。あたしは初詣も生涯で一度だけ、徹夜も生涯一度しかしたことがありません。

「学生時代などに友達と誘い合って行かなかった?」というのは、あたしのこのダイアリーを読んでいる方なら愚問だということがおわかりいただけるでしょう。あたしには友達などいませんし、あたしを誘ってくれるような人はどこにもいませんから。もちろん、恋人も生涯一度たりともできたことがないので、恋人と初詣ということもしたことがありません。

こう書くと、「お前は初詣に行きたいのか?」と聞かれそうですが、決して行きたいとは思いません。あんな混んだところへ行こうという気は起きません。近所の神社なら空いているのでしょうけど、そこへも行こうという気は起きませんね。住んでいるのだから、住んでいるところの神様くらいお参りに行けば、という気が起きないわけではありませんが、正月だけ思い出して何か頼み事をするなんて、ちょっと虫がよすぎませんか? あたしはそう思います。それに、神様は決してあたしの願い事なんて聞いてくれないし……(涙)