新聞の読書欄のこと

この前の日曜日は、あっちこっちの新聞の書評欄で、あたしの勤務先の書籍が取り上げられ、注文も増えました。でない時はパッタリ出ないこともあるのに、出る時はこうして何紙にも同時に出てしまうとは……

で、次回は朝日と読売で出ることが既に予告されております。

何紙にも書評が出るということは、いろいろな本を出しているから、という点もありますが、ある本ばかりがあっちにもこっちにも出るということもあります。それだけ評価が高いわけで、こちらとしても嬉しいですが、ただ個人的には、一読者としては、それでは各新聞の個性というものが消えてしまわないだろうか、という気もします。

出版社のたちからすれば、どの新聞にも出るのが一番嬉しいですが、読者からすると、あの新聞が取り上げたならうちは取り上げないぞ、という気概があってもいいのではないか。そんな気がします。