タイトルを見て、たいていの人は井上陽水を思う浮かべるのでしょうか? あたしは斉藤由貴なんですけど……(汗)
それはともかく、昨日の国宝展。
図録は先日の「東アジアの華」を見に行ったときに買っていたので、今回はポストカードと一筆箋を買いました。それにしても、こういう展覧会の物販コーナーへ行くと探してしまうんですよね。
何を?
はい、ネクタイです。
ハンカチとかハンドタオルなんてのは意外とよくあります。西洋美術の展覧会ですと、スカーフなんてのも売っていたりします。最近はトートバッグがはやりですね。意外とどの展覧会でも売っているものです。
ですが、ですが、ネクタイはほとんど見かけることはありません。やはり技術的に難しいのでしょうか? 無地のネクタイに出品作品のめぼしいものをプリントしただけのネクタイでは、あまりにも貧弱なので買う人もいないでしょうし、かといってそれなりに凝った作りにすると値段が高くなってしまって、やはり買い手がグッと減ってしまう。たぶん、そんな理由で、こういう場ではまず見かけることがないのでしょう。でも、あたしは探してしまうのですよね、ないとわかっていても。
実は東博のミュージアムショップでは何種類かネクタイが売られています。あたしは鳥獣戯画のネクタイを一本持っています。でも買ってみようと思うのはこれくらいですね。もう少しいろいろな意匠のネクタイ、文物をデザインしたネクタイがあってもよさそうなのに、そう思います。
今回の国宝展もそうです。
オリジナルグッズは土偶ばかりです。土偶柄のネクタイがありましたが、肝心の土偶が小さすぎて、何の模様かわかりにくいのが玉に瑕です。ですから買いませんでした。
個人的には、孔雀明王がデンとデザインされたネクタイとか、地獄草紙のネクタイとか、そんなのがあったら間髪を入れずに買ってしまうのですが……