好調に推移

ここへ来て、書評が出始めたので動きがよくなり注文が続いているのがこちらです。

主要全国紙ではなく地方紙にこのところ毎週のように載ったので、各地の書店から注文が来ます。この本、出た直後から書店の方の反応はよかったのですが、実売になかなか結びつかず書評が出ないかなと期待していたのですが、こういう地方紙書評の波状攻撃がここへ来て効果を上げているようです。

次に、これは間違いなく全国紙に出たからですが……

これは全くの海外小説です。音楽書でもなければ、音楽関係のノンフィクションでもありません。週刊朝日にも書評が載ったので、俄然売れ行きに弾みがつきそうです。高額の化け物『2666』の陰に隠れがちですが、本書もガイブンとしてはかなりいい線いってます。

それと、最後に出たばかりなのに出足好調なのがこれです。

中国の近代史、それも一番馴染みのない時代だと思いますが、これが実に面白いです。この十数年がこんなに面白いなんて迂闊にも知りませんでした。軍閥たちの離合集散、あまりにも自分のことしか考えないバカさ加減というか愚かさには、当時の日本軍でなくとも呆れてしまいます。それでも一所懸命に時代と格闘する彼らは格好いいです。