世界標準は?

全盲女性がケガをさせられた事件。犯人が逮捕されたようですね。

この事件の第一報を聞いて思ったのは、人心がすさんでいるなあ、ということです。犯人はスマホでも操作しながら歩いていたのでしょうか? 歩きスマホの問題はいろいろ報道されていますが、もしそうだとしたら、今回のようなケースは起こるべくして起こったのだと思います。

ところで、この被害者の方、白い杖をついていたということですが、この白い杖って日本国内では学校で習った覚えはないものの、ほぼ誰もが「目の不自由な人が使っているもの」「白い杖は目が見えないしるし」といった意識を持っていると思います。

でも、この白い杖、世界的にはどうなのでしょうか? 常識なんですか?

かつて学生時代、ですから二十数年前、中国からの留学生と話していて、日本では目の悪い人は白い杖を使っているんだと話したら驚くとともに、中国でもそういう風にすればいいのに、と言っていたのを思い出しました。果たして、その頃の中国に白い杖の習慣(?)があったのか、なかったのか、あたしは調べていませんので、わかりません。もしかしたら、その留学生が知らなかっただけなのかもしれません。

が、北京育ちのそれなりの教育を受けていた人ですから、そういうレベルでも知れ渡っていないとしたら、中国ではまだ普及していなかったのでしょう。果たして、いまはどうなのでしょう? 別に日本は白だけど、中国は赤でも青でも構いません。ただ、できるなら、世界で統一して、どこの国へ行っても通用する方がよいでしょうね。

 

ウィキペディアを見るとイギリスやフランス発祥の習慣らしいですが、世界標準になっているとは書いていませんね。実際のところはどうなのでしょう? 興味あります。