NTTドコモのCM。
こちらですが、このCMで窓口に相談に来ている堀北真希が「声で繋がっていたい」みたいなことを言うのですよね。
最近の中高生は、常にケータイをいじっていて、そうやって誰かとの繋がりを確認していると聞きます。もちろん、その繋がりというのが極めて薄っぺらなもので、時に、相手の本当の名前や年齢、住所など何も知らないことすらあると聞きます。
こういうのを繋がりと呼ぶのか、呼んでよいのか、あたしにはわかりませんが、ただ、そんな程度でもよいから繋がっていたい(そういう関係を「繋がり」と呼ぶのだとして)という気持ちが理解できません。
いや、もしかしたら、今どきの若者は昔ながらの友情とか親友という関係が重たくて、ケータイやSNSを通じた、上っ面だけのつきあいに居心地のよさを感じるのかもしれませんね。そういう意味でなら、なんとなくわかります、理解できます。
でも、あたしなどはリアルな人間関係もうざったいと感じてしまうだけでなく、ヴァーチャルな関係もうるさく感じてしまうんですよね。ですから、あたしの場合、「住所録」と言うのでしょうか、「アドレス帳」と言うのでしょうか、ケータイやスマホの「電話帳」ですね、あそこには自宅と母と妹くらいしか登録していません。
そんなものでよいのではないでしょうか?
で、声で繋がるって、つまりメールのやりとりではなく、声を聞きたいということなのでしょうか?