紅葉を堪能

先週後半の京都旅行で撮った写真を少しだけ紹介いたします。まずは詩仙堂です。

秋の詩仙堂(その一)

秋の詩仙堂(その二)

秋の詩仙堂(その三)

秋の詩仙堂(その四)

ご覧のようにとても美しい紅葉でした。午前中だというのに、そしてそれほどポピュラーな観光地とも思えない詩仙堂ですが、かなりの観光客で賑わっていました。木々は株によって色づきの悪いもの、鮮やかなものという違いがありましたので、できるだけキレなところを選んで撮ったのが上記の写真です。やはり赤だけでなく、橙、黄色、緑がほどよく、きれいに混じっていないと美しいとは思えません。

お漬け物のお寿司

こちらはお昼に入った田辺宗のレストラン「葵匠」の料理の一つ、なんとお漬け物のお寿司です。さすが漬け物の専門店だけのことはあります。もちろん、これら以外にもとても美味しい料理を堪能いたしました。

カワイイ神社

食事の後は徒歩で下鴨神社へ。上の写真は、その境内へ入ってすぐのところにある河合神社の入り口です。その名前との引っかけで女性の美の神様として女性客の参拝で賑わっていました。心なしか、入ってくるときと出てくるときでは女性の容姿に変化があるような……

鴨長明の庵

これはその河合神社の境内にある、鴨長明の庵の復元です。方丈記のアニバーサリーイヤーと言うことで、こういうものも脚光を浴びている様子でした。それにしても粗末な庵です。冬はたいそう寒かろうに。

方丈記Tシャツ

そんな方丈記ブーム(?)にあやかって(?)売られていた記念のTシャツ。既にMとLサイズは売りきれとかいてありましたが、限定生産で2500円は高いのか安いのか、よくわかりません。肌触りが違うという謳い文句でしたが、触った限り、それほど気持ちよいとは思いませんでした。夏の暑いときに着れば、その品質の違いが実感できるのでしょうか?

下鴨神社参道

そして、いよいよ参道です。森の中を森林浴しながら進みます。

下鴨神社参道の紅葉

参道の紅葉はこのくらいで、赤みがやや足りなく、詩仙堂に比べると美しさは格段に落ちます。それでもところどころ見事なグラデーションを見せてくれる木々もあり、自分の心の汚さが際立つ感じがします。

さざれ石

参道の途中にあったさざれ石です。国歌「君が代」に出てくるさざれ石のモデルだそうです。これがいつか一つの「いわお」になるのでしょうか?

下鴨神社鳥居

そして、鳥居に到着です。向こうに社が見えます。もうすぐです。あと一息です。

相生社

その前に、参道脇にあった相生社。縁結びの神様として有名のようです。ご覧のようにたくさんの女性が一心不乱に祈っています。カップルで来て二人のこれからを祈るのではなく、あくまで独り者が伴侶を求めて願掛けをするところのようです。女性たちが次々に引きも切らずに参拝していました。あたしと赤い糸で結ばれている人がこの中にいたのでしょうか?

神前結婚式

境内はちょうど七五三でごった返していました。あっちにもこっちにも家族連れです。そんな中、何組かの結婚式も行なわれていました。この喧噪の中、よくもまあ式を挙げるなあと思いますが、相手がいるだけマシですね。あたしなんかいつになることやら。それにしても、朝は小雨の空模様でしたが、昼前からは薄曇り、午後からは少し日が差すくらいにまで回復し、七五三にしろ挙式にしろよかったのではないでしょうか?