しっかり立つんだ!

社会人にとってカバンは大事な武器です。

なので、その選択には苦労します。なかなかしっくりとしたものが見つかりません。小さいと荷物が入りきらず、もう一つカバンを持つ羽目になりますし、大きすぎるとこんどは邪魔になります。ちょうどよい大きさというのが難しいのです。

あたしの場合ですと、やはり注文書などの書類が多いのと、弁当箱も入れるので、そしてタブレットも入っているとなると、そこそこの収納力が必要になります。では大容量ならよいのかと言えば、書店で注文書を出す時に弁当箱がチラチラ見えるようなのは避けたいところ。従って、注文書を入れるスペースと弁当箱などを言えるスペースとは分かれている方がありがたいものです。

で、使っていますのが、マンハッタンパッセージの製品です。これは以前にも書きました。その後、もう少し小振りのものも買いまして、ふだんはこの二つを使い分けております。

小振りというのが、こちら、上の写真、「#8170-BK」というモデルです。

そして以前にも紹介した、最初に買ったのがこちら、同じく上の写真、「#8003-k」になります。

で、どちらもそれなりに使いやすいのですが、最近になってやはりと言いますか、ちょっと気に入らないところが出てきました。上の写真を見てお気づきになりましたか?

そうです。どちらも真っ直ぐに立たないのです。表と言うのか、前と言うのかわかりませんが、両方とも荷物を入れていると、上の写真のように斜めになるのです。写真ではやや厚みのあるじゅうたんの上に置いていますからそうでもありませんが、これを板の間に置いたりすると倒れそうになります。これでは電車の網棚に載せた時にも困ります。なにせ、きちんと立っていてくれないのですから。

表側にあるポケットがメインの底部よりも1センチか2センチ高いんですよね。なので、そのぶん傾いてしまう感じです。外側のポケットもメインの底部と同じ位置に付いていれば問題ないと思うのですが。

世のビジネスカバン、カタログなどを見ると「自立」という項目があったりします。自律ではなく自立です。漢字は間違っていません。つまり何か支えになるものに寄りかからせなくても倒れずに立っている、ということです。それを売りにしているカバンも結構ありますが、マンハッタンパッセージのカバンは、辛うじて倒れはしませんが、とても立っていると言える状態ではありませんね。

どうしても使っていると、型崩れが起きてきますので、最初のうちはしっかり立っていたものも、だんだんと倒れてくるのかもしれません。なんか人間の姿、衰えを見ているようで……