午前と午後

このダイアリーにも、そしてFacebookにも、あたしが朝早くから起きていることは何度も書いていると思います。平日は、だいたい4時に起きますが、3時すぎくらいから目が覚めていることもしばしばで、4時を待たずに起き出すこともあります。休みの日も、前の晩がかなり遅かったりしない限りは、6時頃には起きています。

よく、休みの日は午前中は寝ているとか、夕方に起きる、なんて言うことを言う人がいますが、あたしには信じられませんし、そういう人は精神がたるんでいる、基本的にだらしのない人間だという風に思ってしまいます。そもそも休みの日に朝寝坊をすると、夜はまた眠れない、そうすると仕事が始まる朝がまたつらくなる、という悪循環。なので、あたしは昔から休みの日もできるだけ平日と変わらない時間に起きるようにしています。とはいえ、最近の平日が4時起きなので、休みの日の6時起き、6時半起きというのは、あたしからすると「相当な朝寝坊」なのですが……(汗)

朝、3時や4時から起きていると、必然的に夜は早々と眠くなります。9時くらいには寝ないと体が持ちませんから、実は飲み会というのは頭の中は寝た状態で参加していたりします。9時に寝ても、朝4時に起きたら睡眠時間は7時間です。それほど長い時間寝ているわけではありません。(睡眠時間が数時間ということを誇らしげに言う人もままいますが、あたしに言わせれば、時間の使い方が間違っているというだけです。)

で、最近なんとなく意識しているのが9時に寝て3時に起きるとか、8時に寝て4時に起きるということです。「それが何?」と言われそうですが、つまり真夜中の12時を挟んで、昨日と今日と同じ時間だけ寝ていると言うことです。

実はあたしは昔からこんなことを考えていました。「多くの人は、どうして午前中よりも午後の方を長く起きているのだろう」ということです。

平均的な日本人が起きる時間って何時でしょう? 6時頃でしょうか? あるいは7時でしょうか? 仮に6時とした場合、6時ですから既にその日は6時間経過しているわけです。午前中で考えたらもう半分終わっています。

逆に日本人は夜は何時に寝ているのでしょうか? 10時でしょうか? 11時でしょうか? これも、仮に10時とすると午後はあと2時間しか残っていません。12時間の午後のうち10時間も起きていたことになります。

午前中は12時間中6時間、午後は12時間中10時間。これが平均的な日本人だとすると、なんて午後ばかりで生活しているのだろう、という疑問が、昔からあたしの頭の中にありました。かなり小さい頃からこんなことを考えていました。起きている方がメインだと思いますから、なんか午後ばかり依怙贔屓して、午前がかわいそう、そんな風に午前と午後を擬人化して、あたしは思っていたものです。

そんなことを考えていた子供が大きくなったら、とうとう、午前と午後の起きている時間がほぼ同じような生活のリズムに達しました。これは修行によって達する極限の境地ではありませんが、ある意味、それに匹敵する自己鍛錬のたまものかもしれません。

最近はそんなことを考えて日々生活しております。