今年一年を振り返る?

週末に勤務先の忘年会が行なわれたので、いよいよ今年も終わりという感じがします。今年一年を振り返って、という企画はこの時期のテレビや雑誌、新聞などでも頻繁に目にしますし、個人のブログ、Facebookなどにも書かれています。

翻って自分はと言いますと、昔から一年を振り返るなんてことはしませんし、来年(新年)の抱負というものも考えたりしません。この一年も特に変わりなく過ぎていったし、新しい一年も変わることなく過ぎていくのだろうなあ、ということくらいしか考えません。目標など立てても、どうせなるようにしかならないのだから、立てるだけ無駄、面倒、というのが偽らざる気持ちで、目標を立てないわけですから一年を終えるに当たっての反省もありません。

とはいえ、「今年もあと少しで終わるのか」といった、人並みの感想くらいは持ちます。それでも、毎年大晦日も9時頃には寝て、元旦も6時頃には起きているという、ただの休日のような過ごし方をここ数年、否、十数年続けているので、年末年始の休みも「ちょっと長めのお休み」という程度にしか考えておりません。お節らしきものは母親が作りますが、新年だからといってどこかへ挨拶回りに行くとか、親戚で集まるということもなく、自堕落に自宅で過ごすことがほとんどです。もちろん初詣にも行きません。

考えてみますと、あたしって生まれてこの方初詣って、子供のころに家族で明治神宮へ行ったことが一度あるだけの記憶しかありません。それ以外、あたしの人生においては一切、初詣というものに行ったことはないです。テレビのニュースを見ていたり、ドラマなどを見ていると、大晦日に仲の良い友達で集まって夜通し騒いでそのまま初詣へ、といったシーンがしばしばありますが、そういったことも空前絶後、何を好きこのんで寒い中、出かけなければならないのでしょう? それに夜は寝る時間だし。

ということで忘年かは終わりましたが、特に忘れたいこと、水に流したいこともなく、わが身に起こったことはすべて自分の責任として引き受けなければという覚悟だけはいつでも持っているつもりです。自分を高めるために努力をしようとも思いませんので、取り立てて後悔もなければ満足感もない一年でした。