本屋の可能性と言うよりも本の親和性かも知れない?

今朝の朝日新聞の声欄です。中学生の投書が載っていました。

町の書店に頑張ってもらいたいとエールを送っている投書です。こういう中学生、もっと増えてくれると嬉しいです。

この投書では、書店が本だけでなくカフェを併設するなど工夫して頑張っている、決して拱手傍観しているわけではないことが書かれていますが、逆に言うと、もう本屋は本だけ売っていてもダメだと言われている気もして、出版社としては忸怩たる思いがあります。

本だけでは力不足なのかしら? と思ってしまいます。

しかし、考えてみますと、昔から文具を置いている本屋は普通にありましたし、カフェなどとコラボできるのは本の持つ多ジャンルのとの親和性、融通無碍ぶりということもできると思います。

本だけでは力不足なのではなく、本があるからこそやれる、という部分をもっと伸ばしていくべきなのかも知れないと朝から思った次第です。