あたしは「先生」ではないのですが……

暮れに自宅へミネルヴァ書房からダイレクトメールが届いていました。中国関係の書籍の案内です。

年に何回か届くのですが、毎回あたしの名前の敬称は「様」ではなく「先生」となっています(汗)。恐らく、中国学会か何かの名簿を使って送っているのでしょう。あたしの勤務先も語学の教科書を発送するときなど、敬称はほぼ一律で「先生」にしていますから。ちなみに、大学などの教員でこの手のDMの敬称が「様」になっていると不機嫌になる人っているのでしょうかね? 出版社側(送る側)の要らぬ気遣いではないかと思います。

それはさておき、今回のDMの中身は、ミネルヴァ書房の中国関係の書籍だけを集めたパンフレットになっているので、非常に便利です。そして巻頭にはこれから出る新刊が2点掲載されていました。

それが2月刊行予定の『中国思想基本用語集』と3月刊行予定の『よくわかる現代中国政治』です。ちなみにミネルヴァ書房のサイトを見ると前者は「3月刊行予定」とあり、後者はまだ情報がアップされていません。

いずれにせよ、この両書、ちょっと気になります。ウェブサイトよりも詳細な目次載っているので眺めれば眺めるほど欲しくなります。特に目に留まったのは『基本用語集』の付録です。《『諸子集成』一覧表、『漢文大系』一覧表》とあります。どんな内容なのでしょう? 実は、あたしもかつてこんなのを作ったことがあるのです。似た感じのものになるのでしょうか?

2020年1月4日 | カテゴリー : 罔殆庵博客 | 投稿者 : 染井吉野 ナンシー