記事にもあるように、今年はバウハウスの創立百周年で、母国ドイツでもさまざまな催しが行なわれているようですが、日本でも全国各地で展覧会や記念のイベントが行なわれています。
既に春先から各種イベントは始まっているのですが、このタイミングでこういった記事が出るのは、あたしの勤務先から『バウハウスってなあに?』が刊行されたからではないかと、なんとなく感じてしまいます。もちろんそんなことはないと思いますが、この記事を読んでバウハウスに興味を持たれた方にうってつけの入門書であることに間違いはありません。
本書、見た目も中味も絵本のようですが、内容はきちんとしたバウハウスの手引き書です。子供でも理解できるように書かれてはいますが、大人の鑑賞にも⑫部に堪える一冊です。書店では、絵本コーナーではなく、建築やデザイン、美術の棚に置かれているのがひとまず正解です。
是非手に取ってみてください。