こんなセリフ!

「あまちゃん」で大ブレイクした能年玲奈が主演するという「ホットロード」の実写映画。あたしもコミックを読んでいました。暴走族という設定があまり馴染めなかったという印象、感想を持っているのですが、実写映画はどういう感じに出来上がってくるのでしょう?

ネットでは、同作を読んでいた大人たちがいまさら実写化された映画を見に行くのか、今の若者にはあの時代の不良文化は受け入れられない、などなど実写化に否定的な意見も多々書き込まれています。あたしもそんな危惧を抱く一人ではありますが、少なくとも「能年玲奈は、所詮、あまちゃんだけの女優」と言われないように頑張って欲しいと思います。

で、その「ホットロード」ですが、個人的に今も記憶に残っているのが下のコマ、というかシーン。

「オレがいなきゃなんにもできねーよーな女んなるな」と春山が和希に言うセリフ、あたしもこんな言葉吐いてみたいものです。これって相手が自分を頼りにしているからこそ言える一言ですよね。それだけ誰かから思われているなんて羨ましい限りです。あたしも人生で一度くらいはそういう思いをしてみたいと思います。

が、そもそも世の中にあたしを必要としている人がいるのか。そこのところからして問題です。あたしがいなくても、世間の人はみんなちゃんとやっているでしょう。こんなセリフを吐こうものなら、「うん、大丈夫だよ。気にしないでいなくなって!」とみんなから言われそうです。

嗚呼。

そう言えば、この本はまだ売っているのでしょうか?

何年か前に、京都の恵文社一乗寺店で見つけて購入したものです。