新刊の『定本 現代イギリス経済学の群像 正統から異端へ』は本日が配本日です。
本書はもともと岩波書店から1989年に刊行されたものですが、現在品切れになっていまして、このたび、あたしの勤務先から復活した次第です。著者は根井雅弘さんです。
そんな根井雅弘さんの新刊がNHK出版からも刊行されています。
NHKブックスの『資本主義はいかに衰退するのか ミーゼス、ハイエク、そしてシュンペーター (NHK BOOKS)』です。単行本と新書ですので、書店店頭では並ぶ場所が全く異なるのでしょうが、同じ著者で、なおかつテーマ敵にも通じるので、ぜひ一緒に並べていただけると嬉しいです。
ところで、NHKブックスのタイトルを見ていて思い出したのが、こちらです。
講談社現代新書の『資本主義に出口はあるか』です。なんとなくタイトルが似ていると思いませんか?
それにしても、これらに限らず、このところ資本主義をテーマにした本がずいぶんと目立ちます。それも資本主義が行き詰まっている、このままではマズい、といった論調の本が多いような気がします。
そういう時代の節目なのでしょうか?