あたしの営業担当地区は東京の南西部から神奈川にかけてです。沿線で言いますと、小田急線、田園都市線、東横線、東海道線といった路線になります。
毎日のように営業回りに出かけていき、翌日には前日の交通費の精算を会社でするのですが、つい最近になって初めて知ったことがあります。
まずは最初の画像をご覧ください。
田園都市線の青葉台まで営業に行った場合に交通費を確認するためにネットで検索してみた結果です。地下鉄の半蔵門線から直通で田園都市線に乗り入れていますが、現金の場合とICカードの場合とでは値段が異なります。
これはSuicaやPASMOなどが導入されるに当たってニュースでもさんざん報じられていましたが、基本的には「ICカードの方がお得」というアピールで、それによってSuicaやPASMOを普及させようという狙いがあるものだと理解していました。ところが、実はそうでもないと言うことに最近になって気づいたのです。
2枚目の画像をご覧ください。
御茶の水からJRに乗って東海道線の平塚まで行った場合です。おわかりのように、現金の方が安くなっています。
3枚目の画像は同じく藤沢まで行った場合ですが、こちらも現金で払った方が安くなります。乗換駅などルートに多少の違いはありますが、どちらもJRのみですから、運賃に影響が出るわけではありません。
これってJRだけの現象なのかと思いましたが、たとえば4枚目の画像にあるように、横浜ですと現金もICカードも料金は同じです。
距離が遠くなると逆転現象が起きるのでしょうか? 地下鉄や私鉄、JR、それぞれで比較してみないとなんとも言えませんね。基本的に乗ったルートで会社には交通費を請求しますが、やはり安く行けるのであればその方が会社もありがたいでしょうから、多少は気にします。もちろん、行きやすさとか所要時間など、必ずしも運賃だけを考慮するわけではありませんが。
それはともかく、ICカードの方が安いというのは、あたしの勝手な思い込みだったのでしょうか?