カンボジアを大混乱に陥れたポル・ポト派のナンバーツーが死んだというニュースです。
ポル・ポトと聞いて「何のこと?」という若い方も多いと思いますが、たぶんまだ歴史の教科書に載ってこないほど最近の出来事だから知らないだけなのかもしれません。
あたしくらいの世代でも、ポル・ポトがどのくらいの年代に生きていたのか、といった基本的な点でちゃんと理解できていない人は多いはずです。やはり東南アジア諸国って近いようで遠いのですね。
ポル・ポトについては、かなり厚い本ですが『ポル・ポト ある悪夢の歴史』がお薦めです。共産主義とは名ばかり、そのなんたるかもほとんど知らない連中が共産革命を起こそうとした顛末がわかりやすいです。否、彼らが使用としたのは共産革命だったのでしょうかね?
それにしても、ポル・ポト派の裁判、いまもまだ続いているのでしたっけ?