今回はパウル・クレー

まだ公式サイトに画像がアップされていないようなので、フライングでご紹介します。

GW明けの配本予定、残雪の『カッコウが鳴くあの一瞬』です。お隣はベストセラー、既刊の『黄泥街』です。

『黄泥街』の装画はエゴン・シーレの「死せる街Ⅲ」でしたが、『カッコウが鳴くあの一瞬』はパウル・クレーの「黄色い鳥のいる風景」です。『黄泥街』とは異なり、『カッコウが…』は短篇集になりますので、残雪の別の一面が見られると思います。巻末には訳者・近藤直子さんの「残雪-夜の語り手」を特別収録しております。

ちなみに、残雪は『蒼老たる浮雲』もこの夏には刊行予定です。どうぞお楽しみに!