また一人改革派が逝く

朝、新聞を開いたら飛び込んできました。

毛沢東の元秘書・李鋭氏が亡くなったそうです。書棚を漁ってみましたら『中国民主改革派の主張 中国共産党私史』が出て来ました。岩波現代文庫からはもう一冊『無風の樹』というのも出ていますが、こちらは架蔵していませんでした。

毛沢東の周囲の人の回想録や手記などはいくつか出ていますが、改革派として最後まで筋を貫いた李鋭氏の死去は習近平の個人崇拝路線の現在、どういう意味を持つのでしょう? またこのニュース、中国国内ではどの程度の扱われ方なのでしょう?

2019年2月17日 | カテゴリー : 罔殆庵博客 | 投稿者 : 染井吉野 ナンシー