ヴァレンタインデーを前にこういう広告は罪作りではないでしょうか、朝日新聞さん?

朝日新聞の全面を使って、こんな広告が載っていました。

最初はチョコの宣伝かなと思って見過ごしていたのですが、よくよく眺めてみると恋愛マッチングサービスの広告でした。

ああ、ヴァレンタインデーがもうすぐだから、誰からももらえない寂しい男性に向けて、今からでは間に合わないかも知れないけれど、春までにはよい出逢いがあるさと背中を押すためのものでしょうか? あたしはそんな風に理解しました。

しかし、更によく見てみますと、この広告、決して20代や30代の男性向けのものではなく、いい加減もう諦めた方がよくはないかと世間からは白い目で見られ、それでもみっともなく往生際の悪い人生を送っている中年男性向けのものだったのですね。

40代・50代男性会員募集、なんて書いてありますが、40になったばかりの人ともうすぐ60代になるという人とではあまりにも違うのではないでしょうか? それにしても、このくらいの男性が独身であると、ほぼ一生結婚しない(できない)で人生が終わるのですよね。最後の悪あがきをすべきなのか、それとももう諦めの境地に達するべきなのか、人生の岐路がこのくらいの年代なのでしょう。

あたしですか?

もう諦めました。

あたしの場合、結婚するからには子供が欲しいと思いますけど、こういうマッチングサービスで出逢う人は、こういう言い方が差別だ、偏見だと言われてしまうと返す言葉もありませんが、恐らくはそこそこ年配の方になると思います。そうなると、とても子作り、子育てというのは無理、不可能だという結論に達します。だったら、結婚したいとは思えないのです。

年をとったら寂しいよ、と言われるかも知れませんが、それも含めて自分の責任だと思っていますので……