ご覧のように上下本、上下の表1を並べるとマルコムXの顔になります。
こういう装丁の本、これが初めてではなく、むしろあたしの勤務先は非常に多いと言えるかもしれません。どれくらいあるのだろう、と思って、調べてみたのが次の写真です。8組の上下本、つまり16冊です。
上段が左から『カエサル』『毛沢東』『ヤン・カルスキ』『トロツキー』、下段が左から『エカチェリーナ』『マルクス』『マンシュタイン』『ビスマルク』です。
もちろん、こういった評伝の作品、すべてがこういう装丁というわけではありません。そうでない評伝もたくさんあります。
とはいえ、《並べる装丁》が印象深いのも事実だと思いますし、そんな風に書店の方にも認識されているのかも知れません。