どの段階で助けられるのかが課題?

こちらも今朝の朝日新聞、オピニオン欄です。

いじめや貧困、家庭内暴力など、居場所を求めて彷徨う処女たちについての意見です。彼女たちをなんとか救いたいという気持ちは理解できますが、果たして何ができるのか、という思いもあります。

こういう少女たちが、性的搾取の被害者になり、結局その泥沼から抜け出せず、悪循環がいつまでも続くという流れのようです。

以前であれば、「居場所がないからって家出して非行に走るなんて、自分が悪いだけじゃないか」と思っていたのですが、最近『「身体を売る彼女たち」の事情』という本を読んで、少し考え方が変わりました。

もちろん、家庭が温かいのが一番だと思いますし、たとえ家出をしたとしても性的な搾取に遭わない方がよいとは思います。それでも、やむにやまれぬ状況まで落ちてしまった少女たちを救う一つの方法として性風俗が存在しているという事実もあるわけです。

幸い、あたしは結婚もしていない(したこともない)ので、子供もいませんから、こういう心配は無用です。ただ、姪っ子がこれから思春期を迎える年頃なので、多少の不安はありますね。