新刊でもなく、類書が刊行されたわけでもないのに、突然ある本の注文が続く時があります。
今の時代、そのほとんどはネットで何かしら情報が巡っているので、FacebookやTwitterで検索をかけてみると、理由が判明します。
今日もそんな書籍がありました。『アンリ・バルダ 神秘のピアニスト』、2013年に刊行した書籍です。
なんでこの本の注文が続いたのか、検索してみたところ、たぶんこれが原因ではないかと思われるものが一つ見つかりました。
NHK-BSの「クラシック倶楽部」という番組です。その12月4日の放送がアンリ・バルダのリサイタルだったのです。
それ以外では注文に繋がりそうな情報はヒットしなかったので、たぶん、この番組を見た方の中で、アンリ・バルダの本を読んでみようと思われた方が本屋へ足を運んだのでしょう。
しかし、この番組の中で同書が紹介されたのでしょうか? 紹介されもしないのに番組だけで本書にたどりつくなんて、どれほど熱心な方なのでしょう? ありがたいことです。