先のダイアリーで写真を紹介した長沙晩報。
よく見ると「黄泥街書市旧影」写真の下に、次のページがあることを示す矢印のようなボタンがあって、更に何枚か当時の黄泥街の写真が見られます。確かに、かつては本屋街として賑わっていたようですね。
ちなみに、実際の黄泥街について書かれた『黄泥街』という書籍も中国で出版されているようです。
さて、その写真の更に下にこんな文章が載っています。
我们都见识过长沙黄泥街书市的繁华。那时临近新年,黄泥街肯定摩肩接踵、车水马龙;每家书店门前都挂满了喜气洋洋的年画、挂历。
曾经长沙黄泥街书市的名头真是太大了,列全国四大书市之首。该书市以黄泥街为主体,共辐射“五街六巷”,至1996年中期,共计开有书店286家,名列全国图书发行二渠道之首,当年文运街、长康路、长治路、府后街、南阳街等街道,均开满书店。
1997年11月7日,黄泥街书市整体搬迁到定王台,当年11月16日,定王台书市正式开业。从此黄泥街书市成为历史,而定王台书市则浮出水面。
黄泥街书市随着改革开放春潮涌动而诞生于1983年,距今已整整三十年。可惜,目前罗斯旦先生匆匆从相册中找到的旧影,仅仅只展现了黄泥街发展过程中的一个侧影。最鼎盛时期的黄泥街书市的风光,还有待罗老师继续在他的底片中去寻找……
本屋が他所へ移ったりして、黄泥街の賑わいはこのような写真の中だけのものとなってしまった、といったようなことが書かれています。これって、『黄泥街』を読んだ方なら気づくと思いますが、同書の話者(主人公?)の感慨に通じるところがあるように感じられないでしょうか。
こんなふうに寂れてしまった実際の黄泥街のイメージが、残雪の『黄泥街』創作に影響を及ぼしているとか、現実の黄泥街の興廃に着想を得て『黄泥街』が書かれたなんて想像するのはいきすぎでしょうか、ね?